タヌキはなぜ腹つづみを打つ?
タヌキが月夜に浮かれ出て、腹つづみを打つという言い伝えは、証誠寺の狸ばやしだけでなく、日本全国にあります。
狂言にも「いざ狸打て、つづみ打て。
小夜ふけて月の入る後のなぐさめにせん」などとあり、狂歌にも「ぽんぽんが痛いと嘘をつきの夜につづみの稽古休む子狸」などと愉快なのがあります。
動物の専門家の説では、妊娠したメスダヌキが生理的な理由から腹を打つのが、いかにもつづみを打っているように見えるのだろうということです。
また、月夜と結びついたのは、タヌキは夜行性のため普段は人間の目につかないのが、月夜には目にふれるため、月夜の腹つづみとなったのだそうです。