建築関係として挙げられている職種
建築関係として挙げられている職種には、壁塗の他に鍛冶・塗師・番匠(木工大工)・鋳物師、外壁リフォームがあります。
平安時代における材料・手間等を概観し得る資料として、第三章第五節にも少し触れた『延喜式』三四、木工寮土工に関する次のような記録があります。
方丈壁一間一重桟料、構三担、藁三囲、縄七十五丈、編桟夫一人、塗工一人、夫二人。
二重桟料、搭四担、藁四囲半(麓塗一囲半.中塗三囲)、縄一百丈、編桟夫一人、麓垂夫一人半、中塗工大半、夫一人小半、問渡材工一人、穿著廿枚、表塗料、白土二石、洗馬矢一石、粥汁料白米二升、塗工大半、夫二人。
まずここに挙げられた材料名を列記すると、搭・藁・縄・穿著・白土・洗馬矢及び粥汁料白米の七種となります。